半世紀振り返り②-4 29歳 2回目の失踪そして退職
そのまま3日間
親方の家に泊めてもらいながら
現場で働きました
日によって仕事内容は違いましたが
一生懸命働きました
夜親方から
「これからも働いてくれるか?もし働くなら俺が保証人になって部屋を借りてやるよ。いつまでも居候じゃ困るだろ。」と
ありがたすぎる でも大きな問題が
ここまで偽名で働いてたんです😭
偽名で部屋は借りられないですよね
思い切って親方に全て話しました
失踪中であること 偽名で働いていたこと
追い出されると覚悟しました
でも親方は
「偽名で働いてたことは許してやるよ。でも今すぐ親に電話しろ。どれだけ心配してると思ってるんだ。あと部屋借りるとき困るから本名も教えろよ。」と
涙が溢れました🥲
すぐに実家に電話しました
失踪から13日
足取りが全くつかめなかったので
半分諦めていたそうです
「生きててよかった」
母が電話口で何度も言っていました
一生かけて償っていきたいと思います
この後 親方が部屋を借りてくれて
この仕事を続けることになりました
両親も会いに来てくれましたが
このままこちらで働きたいと伝えました
親方が持たせてくれた携帯電話の
番号を伝えました
地元の職場に退職させてくださいと伝えました
人生1度目の退職です
2度目の退職は意外なほどすぐに訪れます
半世紀振り返り③に続く