セミリタイアしました51歳

〜適応障害・休職を経験して新しいステージへ〜

半世紀振り返り③30歳 就職〜退職の繰り返し

親方が借りてくれた部屋に住み

建築現場で働くようになり

3ヶ月が過ぎました

慣れない仕事で大変でしたが

親方に対しては感謝感謝の毎日でした

両親ともまめに連絡をとり

このままこの仕事を続けていく未来が

見え始めた矢先でした

 

「職人から『あいつは昼飯代を貸したのに返さない』って言われたんだけど本当?そんなやつと一緒の現場は困るって言われたんだけど。」

と親方に聞かれました

「えっ⁉︎」

 

〜昔からいる職人さんと二人だけで現場に入ることがあり「昼飯奢ってやるよ」と言われ、奢ってもらったことがありました。その職人さんが「あいつは昼飯代を貸したのに返さない。とんでもないやつだ。」という噂を流しているということのようでした〜

 

親方に可愛がられているのが気に入らなかったかな

「貸す」と「奢る」を聞き間違えたかな

いろいろ考えました

 

身に覚えのない噂を流されることもつらかった

それ以上に

「お世話になった親方を自分が困らせている」

ということがとてもつらかったです

 

そして2度目の退職

たった3ヶ月で職と住むところを無くしました

 

とりあえず住むところを探さなくちゃ

学生時代にバイトしていた不動産屋

ダメ元で頼ってみました

「いわくつきの部屋だけど」

「どんないわくですか?」

「前に住んでいた人が病気で亡くなって、1ヶ月発見されなくてそのままだったんだ。リフォームはしてあるけどね。」

「貸してください」

藁にもすがる思いでした

 

そこから2年弱 アルバイトを転々としました

引っ越し業、電気店の営業、清掃…

なかなか続かず 

家でゴロゴロしていることも増えました

 

税金、社会保険料国民年金などなど

今までは給料から天引きされていたので

意識していなかったお金が

たくさんかかるんですね

あっという間に貯金も底を着き

気が付けば0になっていました

 

半世紀振り返り④に続く

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